始動、
九州発宇宙へのいざない。

半世紀前から、大小600機ものロケットを打ち上げてきた九州。打ち上げた衛星から送られる気象、通信、位置情報データはもはや私たちの生活に欠かせないものになっています。そして、日本人宇宙飛行士候補も14年ぶりに選ばれた2023年。いよいよ、月に行くから、月で暮らす時代も視野に入り、「宇宙」が夢や憧れの対象から、現実味を帯びて、以前より身近な存在になりつつあります。

2022年には、「九州で衛星を作り、その衛星を九州で打ち上げる」(九州大学発ベンチャー・株式会社QPS研究所(福岡県)の小型衛星がイプシロンロケット初の商業衛星として打ち上げ(鹿児島県))が実現。大分空港のアジア初の宇宙港化、佐賀県による自治体初のJAXAとの連携協定締結、九州工業大学の小型衛星運用数6年連続世界1位獲得など、九州発宇宙ビジネスの機運は確実に高まってきています。

九州地方知事会を機に、九州地域で宇宙ビジネスの振興を図るために発足した産学官による協議会も丸30年を迎え、まさに、次の30年に向けて一歩を踏み出した2023年。地域・地方から宇宙を挑む、宇宙分野に馴染みのなかった方々も一堂に会した、初めての九州発宇宙ビジネスネットワーキング型の産学官イベント「九州宇宙ビジネスキャラバン」を福岡で開催します。

「宇宙ビジネス創出推進自治体」に4県が選定された九州、いよいよ動き出します。

いざ、九州・福岡へ。共創しましょう。

NEWS

2024.02.13 ダイジェスト動画を公開しました。
2023.11.10 宇宙なんちゃら こてつくんが、応援キャラクターに就任しました
2023.11.08 ネットワーキング事前登録が定員(100名)に達しました。なお、飲食の事前準備のため、
11/9(木)以降、キャンセルはお受けできかねますのでご注意ください
2023.11.07 フォーラム事前登録参加者数が定員(250名)に達しました。当日不参加の方の席数も考慮し、
250名以上に登録をお受けしますが、お席をご用意できない場合もあります
2023.10.31 フォーラム事前登録参加者数が200名を超えました
2023.10.30 フォーラム参加定員200名から250名に拡大しました
2023.10.27 展示社、プレゼンテーション社の情報を公開しました
2023.10.19 フォーラム事前登録参加者数が100名を超えました
2023.10.15 サイトを本公開しました
2023.10.07 Earthスポンサー&パートナー情報を公開しました
2023.10.06 Moonスポンサー情報を公開しました
ネットワーキングの参加登録を始めました
2023.10.05 登壇者情報を更新しました(Session 01&04)
2023.10.04 登壇者情報を更新しました(Session 02&03)
2023.10.03 サイトをプレ公開、フォーラムの参加登録を始めました
2023.09.09 ティザーサイトを公開しました

OUTLINE

主催・主管

九州宇宙ビジネスキャラバン2023福岡実行委員会
[九州航空宇宙開発推進協議会(一般社団法人九州経済連合会)、
福岡県宇宙ビジネス研究会、株式会社QPS研究所、
株式会社西日本新聞社、(オブザーバー)経済産業省九州経済産業局]


後援 ※予定

内閣府、文部科学省、経済産業省、JAXA、福岡県、福岡市、北九州市、久留米市
公益社団法人 日本青年会議所九州地区協議会 等


※本イベントは、九州航空宇宙開発推進協議会設立30周年記念・
第2回九州宇宙開発ビジネス交流会の位置づけとして開催されます。

FORUM

キーノート、4つのセッションによるディスカッションのほか、
協賛社による展示やプレゼンテーションも予定しています。


日時

2023年11月15(水)11:00~18:00
※開場:10:00~

場所

TKPガーデンシティPREMIUM天神スカイホール(福岡市中央区天神)

人数

250名(先着順)

参加費

無料


参加登録はこちら(Peatixサイトにリンク)

NETWORKING

当日の登壇者や参加者との交流ができるイベントを、
Space BD株式会社と九州宇宙ビジネスキャラバン2023福岡実行委員会との
共催で開催します。なお、山崎直子氏の参加は予定されておりません。


日時

2023年11月15(水)18:30~20:30

場所

ホテルJALシティ福岡 天神(福岡中央区大名)

人数

100名(先着順)

参加費

4,000円(税込)

共催

Space BD株式会社/九州宇宙ビジネスキャラバン2023福岡実行委員会

協力

福岡地所株式会社


参加登録はこちら(Peatixサイトにリンク)

TIMETABLE

※内容・登壇者については、今後調整により変更となる可能性もありますので、
予めご了承ください。



10:00-Opening/Video Presentation
11:00-11:05Opening Remarks

倉富 純男

九州航空宇宙開発推進協議会 委員長/一般社団法人九州経済連合会 会長

倉富 純男(くらとみ すみお)

九州航空宇宙開発推進協議会 委員長/一般社団法人九州経済連合会 会長

[九航協について ]
[九経連について ]

11:10-11:25Invitation Speech

Join us !! 九航協、次なる10年へ

新井 康平

九州航空宇宙開発推進協議会 幹事長/佐賀大学名誉教授

新井 康平(あらい こうへい)

九州航空宇宙開発推進協議会 幹事長/佐賀大学名誉教授

デジタル田園都市国家構想など国のビジョンを九州から実践!九州地域の航空機産業の育成・拡大と宇宙産業の創出を図るため、産学官が一体となって技術レベルの向上や受注獲得のためのアプローチ支援等を進めます。

[プロフィール]

1979年から元JAXA副主任開発部員として我が国初の地球観測衛星(MOS-1)を初めとして4機の地球観測衛星プロジェクトに従事。1990年から佐賀大学理工学部教授として視線入力システム、衛星の恵みうれしの茶の研究に従事。国際学術連合宇宙空間研究委員会サラバイメダル、文科大臣表彰(科学技術部門)等を受賞、西九州大学、久留米工業大学客員教授、Brawijaya大学、Prishtina大学Adjunct Professor

11:30-12:00Keynote Speech

宇宙ビジネス新時代・九州地域への期待

山崎 直子

内閣府宇宙政策委員会 委員/一般社団法人 Space Port Japan 代表理事

山崎 直子(やまざき なおこ)

内閣府宇宙政策委員会 委員/一般社団法人 Space Port Japan 代表理事

九州全体で宇宙産業が発展していくことを、私も応援しております。スペースポートもその役割を担う場となるよう、皆様と一緒に取り組んでいきたいと思います。

[プロフィール]

千葉県松戸市生まれ。1999年国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士候補者に選ばれ、2001年認定。2004年ソユーズ宇宙船運航技術者、2006年スペースシャトル搭乗運用技術者の資格を取得。2010年4月、スペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗、国際宇宙ステーション(ISS)組立補給ミッションSTS-131に従事。2011年8月に宇宙航空研究開発機構(JAXA)退職後、内閣府宇宙政策委員会委員・臨時委員、一般社団法人Space Port Japan代表理事、公益財団法人日本宇宙少年団(YAC)理事長、宙ツーリズム推進協議会理事、環境問題解決のための「アースショット賞」評議員などを歴任する。

12:00-13:00Lunch Time/Video Presentation
13:00-14:00Session 01

宇宙ビジネス創出推進自治体の現在地と目指す姿

Moderator 永崎 将利 Space BD株式会社 代表取締役社長
Speakers 境野 寛 福岡県 商工部 新産業振興課 企画監
山口 清貴 佐賀県 政策部企画チーム
江藤 憲幸 大分県 商工観光労働部 先端技術挑戦課 主幹
西村 元一 鹿児島県 商工労働水産部 産業立地課 新産業創出室 主幹

永崎 将利(ながさき まさとし)

Space BD株式会社 代表取締役社長

故郷である福岡県を舞台に開催される本イベントへの登壇機会を頂戴し、大変光栄です。九州内外の宇宙産業に関心を寄せる方々と共に新たなチャレンジを創出する場となるよう、宇宙産業のスタートアップ企業として盛り上げに貢献したいと思います。

[プロフィール]

1980年生、福岡県北九州市出身。思永中学校・小倉高等学校卒業後、早稲田大学教育学部卒業後、三井物産株式会社で人事部(採用・研修)、鉄鋼貿易、鉄鉱石資源開発に従事、2013年に独立。2014年ナガサキ・アンド・カンパニー株式会社設立、主に教育事業を手掛けたのち、2017年9月Space
BD株式会社設立。日本初の「宇宙商社®」として、設立9か月でJAXA初の国際宇宙ステーション民間開放案件「超小型衛星放出事業」の事業者に選定されるなど、宇宙商業利用のリーディングカンパニーとして宇宙の基幹産業化に挑んでいる。著書「小さな宇宙ベンチャーが起こしたキセキ」(アスコム)。

境野 寛(さかいの ひろし)

福岡県 商工部 新産業振興課 企画監

久留米市での第34回ISTS開催やQPS研究所の商業衛星打上げ成功、など県内でのモメンタムが大きく高まる中で、オール九州でのイベントがここ福岡で開催されることを大変嬉しく思います。九州全体での宇宙ビジネス発展に向け、皆さんで新たな歴史の1ページを刻みましょう。

[プロフィール]

2008年4月に福岡県に入庁。商工部や福祉労働部を中心に、企画調整・雇用対策などの業務に従事。2023年4月より現職。県が掲げる成長産業の柱の一つである“宇宙ビジネス”のさらなる振興に向けて、ハード・ソフト両面から福岡県発の新たな宇宙関連プロダクト・サービスの創出に取り組む。

山口 清貴(やまぐち きよたか)

佐賀県 政策部企画チーム

宇宙ビジネスの可能性とその将来について、各自治体の皆さまとのセッションを通じて、語り合えることを楽しみにしております。一緒に宇宙ビジネスの発展に向けて取り組んでいきたいと思います。

[プロフィール]

2017年佐賀県に入庁。地域交流部や健康福祉部、大学職員への派遣を経験し、補助金業務や渉外・広報業務に携わる。2023年4月より現職。JAXAとの連携調整や佐賀県における地域課題の解決に向けた衛星データの利活用促進、県内の宇宙ビジネス創出に関する業務を担当。

江藤 憲幸(えとう のりゆき)

大分県 商工観光労働部 先端技術挑戦課 主幹

QPSの打上げ成功、JAXAGA、SLIM打上げ成功、大分宇宙港と九州で宇宙が盛り上がってます。今回、各県のみなさんとお話しする中で、九州から宇宙ビジネスをさらに盛り上げていけるように頑張りたいと思います。

[プロフィール]

2003年大分県庁入庁。大分県大分市出身。県職員生活20年のうち農林水産部に10年間在籍したが、農林水産部以外にも竹田土木事務所や市町村振興課、財政課、医療政策課など、さまざまな分野を経験。2023年5月15日から先端技術挑戦課 宇宙開発振興班に配属。今までの経験を生かして地球から飛び出し、宇宙ビジネスへ挑戦。

西村 元一(にしむら もとかず)

鹿児島県 商工労働水産部 産業立地課 新産業創出室 主幹

宇宙ビジネスの市場規模が拡大する中、宇宙関連企業や大学、JAXAの打上げ施設を有する九州は、我が国の宇宙ビジネスの拠点としてのポテンシャルを有しています。産業集積に向けて、オール九州で取り組んでいきましょう。

[プロフィール]

2000年4月に鹿児島県に入庁。農政部に配属。以降、企画部や総務部を中心に事業調整・実施等に従事。2022年4月より現職。鹿児島県における宇宙ビジネスの創出や、種子島・内之浦の両打上げ施設の利活用促進のため、産学官で構成される鹿児島県宇宙ビジネス創出推進研究会を立ち上げ、事務局運営を担う。

14:05-15:05Session 02

ものづくりからの宇宙ビジネス視点

Moderator 青木 英剛 宇宙エバンジェリスト/一般社団法人Space Port Japan 創業理事
Speakers 上津原 正彦 株式会社QPS研究所 執行役員・開発部長
古賀 圭 株式会社昭和電気研究所 技術部 主幹技師
齋藤 賢治 日機装株式会社 航空宇宙事業本部 取締役執行役員 航空宇宙事業本部長
湊 将志 株式会社IHIエアロスペース イプシロンプロジェクト部 部長

青木 英剛(あおき ひでたか)

宇宙エバンジェリスト/一般社団法人Space Port Japan 創業理事

熊本生まれ、熊本育ち。九州宇宙アイランド構想を提唱。九州を宇宙ビジネスの中心地とし、ものづくり、ひとづくり、まちづくりの拠点にしましょう!

[プロフィール]

「宇宙エバンジェリスト」として、宇宙ビジネスおよび宇宙技術の両方に精通するバックグラウンドを活かし、宇宙産業創出に取り組む。米国にて工学修士号とパイロット免許を取得後、日本初の宇宙船「こうのとり」を開発し、多くの賞を受賞。宇宙ビジネスのコンサルティング等に従事した後、現在は宇宙スタートアップや宇宙分野に新規参入を目指す大企業等を支援。内閣府やJAXAをはじめとする政府委員会の委員等を多数歴任。一般社団法人Space Port Japan創業理事。一般社団法人SPACETIDE共同創業者。

上津原 正彦(うえつはら まさひこ)

株式会社QPS研究所 執行役員・開発部長

ものづくり関連代表の皆様と宇宙開発に携わる楽しさや苦労についてお話ししながら、参加者の方々と一緒に九州の宇宙業界を盛り上げていく熱い気持ちを共有する時間になることを楽しみにしています。

[プロフィール]

九州大学大学院工学部航空宇宙工学専攻修了。博士(工学)。在学中に宇宙機ダイナミクス研究室でスペースデブリ(宇宙ゴミ)に取り組むIDEA(イデア)プロジェクトを開始。スペースデブリ環境を予測したり、小さなゴミを観測する人工衛星の開発に企業と一緒に取り組む。早い段階から持続可能な宇宙開発を考え、博士取得後もスペースデブリ除去サービスの開発をする宇宙ベンチャーへ。その後、ロボットベンチャーを経て、2018年QPS研究所に入社。小型レーダー衛星QPS-SAR開発のプロジェクトリーダーとしてチームを牽引する生粋のスペースエンジニア。

古賀 圭(こが けい)

株式会社昭和電気研究所 技術部 主幹技師

宇宙事業は軌道に乗り始めたばかりではありますが、今まで培ってきた技には宇宙に転用できるものが多々あると感じます。若かりし頃の憧れであった宇宙に携われることを喜びつつ、微力ながら貢献したいと願います。

[プロフィール]

福岡県出身で、工業系大学を卒業後、昭和電気研究所へ入社。
入社以来30年間、電子回路設計業務を務めております。
中学生のころからはんだごてを握り、模型作りや電子工作などのモノづくりが好きでこの世界に入りました。
弊社は創業時から一貫して社内でモノを作ることを社是とし、多岐にわたる分野で技術力を積んできました。入社当初はアナログ回路技術が中心でしたが、時代の流れと共にデジタル回路、マイコン、FPGAと修得し、ハードウェア全般に対応しています。

齋藤 賢治(さいとう けんじ)

日機装株式会社 航空宇宙事業本部 取締役執行役員 航空宇宙事業本部長

弊社は民間航空機用CFRP部品の製造技術を用いて、以前より大型衛星部品製造に実績がありますが、近年の市場拡大に合わせ、小型衛星部品製造にも積極的に進出をしております。衛星部品製造を子会社「宮崎日機装」で行っておりますので、九州宇宙産業界盛り上げの一翼を担いたいと考えています。

[プロフィール]

1964年横浜生まれ。ティーンエイジをブラジルで過ごした後、慶応義塾大学経済学部及びHECパリ経営大学院卒(MBA)。
1988年より金融機関で主に国際金融業務及び在欧米企業ビジネスに従事し、欧州(オランダ、フランス、ベルギー、英国等)駐在歴約18年。みずほ銀行パリ支店長、欧州みずほ銀行社長等を歴任。
2020年日機装(株)入社、2022年より取締役執行役員航空宇宙事業本部長(現任)。
東京本社と航空宇宙工場のある宮崎とベトナムを巡り、民間航空機、人工衛星、eVTOL等の部品製造に携わる。
愛犬はマルチーズの「バニラ」(2歳)。

湊 将志(みなと まさし)

株式会社IHIエアロスペース イプシロンプロジェクト部 部長

ぜひ九州の企業様方とこの機運を盛り上げていくため、IHIエアロスペースもその一躍を担っていければと思います。

[プロフィール]

少青年期を鹿児島で過ごす。1993年日産自動車(株)宇宙航空事業部に入社、2000年7月日産自動車(株)が株式会社IHIに宇宙航空事業部を譲渡、(株)IHIエアロスペースとなる。入社から主に固体ロケットの品質保証業務に従事し、種子島・内之浦からの打上げロケットにすべて係わってきた。2018年よりイプシロンロケットのプロジェクトマネージャとなり、現在はイプシロンSロケットのプロジェクトマネージャとして従事している。

15:10-15:40Sponsor Presentations

協賛社によるプレゼンテーション(4社)
Space BD株式会社/株式会社アークエッジ・スペース/
日本航空株式会社/福岡県(NPO法人円陣スペースエンジニアリングチーム) ※順不同


15:45-16:45Session 03

衛星データ利用からの宇宙ビジネス視点

Moderator 百束 泰俊 株式会社天地人 創業者・COO
Speakers 納富 貞嘉 株式会社 Fusic 代表取締役社長
村上 和磨 九州電力株式会社 テクニカルソリューション統括本部 イノベーショングループ 主任
水上 陽介 オーシャンソリューションテクノロジー株式会社 代表取締役
牟田 梓 さくらインターネット株式会社 クロスデータ事業部 マネージャー

百束 泰俊(ひゃくそく やすとし)

株式会社天地人 創業者・COO

こういった形で故郷に貢献できることを嬉しく思います。九州は様々な産業があるとともに、アジアのゲートウェイという特徴もあり、衛星データとは非常に相性の良いエリアです。ぜひ一緒にビジネスを創造していきましょう。

[プロフィール]

福岡県出身。株式会社天地人の設立メンバー。JAXAでは技術領域主幹でもある。GPM主衛星、いぶき2号衛星の全開発工程を経験。NASAゴダード宇宙飛行センターに駐在経験。大規模システムのプロジェクトマネジメントとシステムズエンジニアリングを得意とする一方で、発明やビジネスアイデアを次々と生み出すデザイン思考型のエンジニア。第5回宇宙開発利用大賞・農林水産大臣賞、内閣官房イチBizアワード最優秀賞等、受賞多数。(いずれも㈱天地人として)

納富 貞嘉(のうとみ さだよし)

株式会社 Fusic 代表取締役社長

『宇宙』という響き、なんかワクワクしますね。。。我々はこれまでJAXA様やQPS様をはじめ、宇宙産業をITの面からサポートしてきました。九州は宇宙産業が盛り上がっている地域です。より一層盛り上げていきたいと思います。

[プロフィール]

1978年福岡市生まれ。
九州大学工学部卒業、大学院システム情報科学府修了。
大学院在学中に友人の浜崎(現副社長)とITコンサルティング、システム開発にて起業。
2023年3月、東京証券取引所グロース市場&福岡証券取引所Q-Boardに重複上場。
現在、約100名のメンバーとともに事業に取り組む。
事業内容は、クラウドコンピューティング(AWS)、AI、IoT、ITコンサルティング。
昔から宇宙は好きで、得意な技術領域を活用し、人工衛星データの解析にも取り組む

村上 和磨(むらかみ かずま)

九州電力株式会社 テクニカルソリューション統括本部 イノベーショングループ 主任

九州の宇宙産業をユーザー側の立場からも盛り上げていきたいと思い、登壇させて頂くことにしました。衛星の専門知識は乏しいのですが、リアルなユーザーとしての意見をお話できると思います。

[プロフィール]

九州電力の土木技術者です。
2009年に入社以来、主に火力・水力・風力発電所の計画、建設、維持管理をしてきました。
3年ほど前から、QPSさんと一緒にJAXAさんの共創事業にご一緒させて頂いております。
九電は多くの発電施設を保有しておりますので、これらの管理効率化を目指して衛星データ活用を進めております。
現在の主な業務はスタートアップとの協業/投資です。

水上 陽介(みずかみ ようすけ)

オーシャンソリューションテクノロジー株式会社 代表取締役

弊社は、衛星データ(気象情報・海況情報)と漁業の操業データの自動取得及びAI技術の活用で海洋ビックデータを構築し、操業データが価値を生み出す社会を創造することで、水産業の成長産業化を実現します。

[プロフィール]

2005年 艦船や一般船舶の航海機器保守整備を行う株式会社佐世保航海測器社に入社、 現在代表取締役。 2017 年 オーシャンソリューションテクノロジー株式会社を設立。 水産 DX を目的とした漁業者支援サービス「トリトンの矛」の開発に着手、操業日誌のデー タ化による技術継承、AI 解析による操業の最適化を提案することで、漁業者の収益向上と 持続可能な水産業の両立を目指す。 破壊的イノベーションというアプローチではなく、包摂的なイノベーションを未来の水産 業のあるべき姿と捉え、実現すべく邁進している。

牟田 梓(むた あずさ)

さくらインターネット株式会社 クロスデータ事業部 マネージャー

福岡の宇宙ビジネスの熱気を感じられればと思います!よろしくお願いします!

[プロフィール]

東京工業大学修了。学生時代は研究室で超小型衛星開発に従事し、大学宇宙工学コンソーシアムにて学生理事を務める。宇宙ビジネスメディア「宙畑」の企画・編集を担当。日本電気株式会社に入社し衛星開発や海外への拡販を担当後、さくらインターネット株式会社に転職。衛星データプラットフォーム「Tellus」にてサービス運用などを行っている。

16:50-17:50Session 04

衣食住からの宇宙ビジネス視点

Moderator 布施 哲人 九州工業大学革新的宇宙利用実証ラボラトリー 特任准教授
Speakers 新 幸恵 ベストアメニティ株式会社 商品開発部 部長
河野 秀和 シタテル株式会社 代表取締役CEO
田中 悠介 久光製薬株式会社 研究開発本部 フォーミュレーションデザインユニット チーム1
弘谷 和音 株式会社ポーラ ブランドクリエイティブ部 コスモロジープロダクトリーダー

布施 哲人(ふせ てつひと)

九州工業大学革新的宇宙利用実証ラボラトリー 特任准教授

福岡、九州が宇宙ビジネスの最先端になる日が来ることを目指して昨年福岡に引っ越して来ました。宇宙ビジネスの発展に向けて九州の皆さまと議論出来るのを楽しみにしています。

[プロフィール]

2004年よりJAXAにて衛星運用、国際宇宙ステーションでの実験等の経験を経て、宇宙探査に向けたオープンイノベーション施策の立ち上げに従事。そこで将来の人類の宇宙進出に繋がる研究開発を推進し、その中で月面農場ワーキンググループを取りまとめ、将来の月面農場のコンセプトを発表する。現在は九州工業大学にて宇宙開発利用に進出を目指す途上国・新興国との連携プロジェクトを取りまとめる国際連携等を担当。

新 幸恵(あらた ゆきえ)

ベストアメニティ株式会社 商品開発部 部長

日本の食文化を宇宙空間へと、スペース雑穀米ぜんざいを開発して認証を目指します。ぜんざいを通じて雑穀の価値や魅力を発信したい。宇宙日本食の安全性や保存性は備蓄食にも応用でき、購買動機や普及促進を期待しています。

[プロフィール]

ベストアメニティ株式会社/商品開発部部長
大阪府出身 同志社女子大学家政学部食物学科卒業 管理栄養士、2児の母
卒業後は病院で栄養管理業務に従事し、専門学校の非常勤講師をして勤めた後、28歳でベストアメニティ株式会社へ入社。
一級惣菜管理士、上級食品表示診断士、雑穀クリエイターなど食に関する資格を持つ。
国内産雑穀米を取り扱うメーカーにおける商品開発部門の責任者として、日常的に雑穀を使った新商品の企画・開発、新メニューの開発等に携わる。また、料理学校でのセミナー講師など、資格と経験を活かして雑穀の価値や素晴らしさを伝える活動を行っている。

河野 秀和(かわの ひでかず)

シタテル株式会社 代表取締役CEO

今、世界的に宇宙ビジネスの動きが活発化しています。熊本に本社を置くシタテルも、地域×テクノロジーのテーマに「宇宙×衣服・ライフスタイル製品」という新分野を掛け合わせて、宇宙産業の未来を盛り上げていきたいと考えています。

[プロフィール]

経営支援/共創事業や、衣服のカスタマイズ事業の知見を活かし、2014年シタテル株式会社を創業。
国内初となる衣服生産プラットフォームビジネスを確立。現在熊本と東京を拠点に活動。
ISS(国際宇宙ステーション)搭載船内着ゼネラルディレクター。熊本大学非常勤講師。

田中 悠介(たなか ゆうすけ)

久光製薬株式会社 研究開発本部 フォーミュレーションデザインユニット チーム1

「Fixpace®」や「Odorleship®」のように、宇宙環境におけるQOL向上に当社の貼付剤技術が活用できるシーンは数多く残されていると思われます。将来的に民間の宇宙旅行も増えていくと見込まれますので、本会での討論で微小重力空間で利用可能な医薬品や生活用品などの新しいアイデアが生まれることを期待しています。

[プロフィール]

山口県出身 九州大学大学院工学府修了。
2014年に入社後、OTC医薬品(貼付剤)、雑品の製剤開発に携わる。
宇宙での生活課題を解決するために、壁やテーブルに貼付するだけで、ボールペンやナイフ・フォークなどの食器まで簡便に固定することができる「Fixpace®」や、生ゴミ、トイレ、体臭などの臭気物質を吸着する特殊活性炭を含んだ貼るタイプの消臭シート「Odorleship®」の開発を担当。

弘谷 和音(ひろたに かずね)

株式会社ポーラ ブランドクリエイティブ部 コスモロジープロダクトリーダー

宇宙という過酷な環境において「美容」がQOLを上げることに役立ち、更には地上の課題解決にもつながるのではないか。そう考えたことが“宇宙で使えるスキンケア”開発の起点です。より多くの方に宇宙を身近に感じていただくきっかけになればと考えております。

[プロフィール]

2017年に新卒でポーラ入社。営業部、経営企画部を経てブランドクリエイティブ部でメーク・スキンケアの開発に携わる。
ANAとの共同プロジェクトから誕生した宇宙発想の新スキンケアブランド「コスモロジー」のプロダクト開発担当。

17:55-18:00Special Presentation & Closing Remarks

小倉 章弘

経済産業省九州経済産業局地域経済部製造産業課 課長

小倉 章弘(おぐら あきひろ)

経済産業省九州経済産業局地域経済部製造産業課 課長

九州航空宇宙開発推進協議会設立30周年記念行事として、当イベントが盛況となることを祈念するとともに、九州における宇宙産業の振興・活性化に向けた取組を支援していきます。

[プロフィール]

1986年入省。中小企業支援や省エネルギーなどの業務に従事。2023年4月から現職。製造産業課では「九州宇宙戦略推進会議」で策定した取り組むべき方向性に基づき、衛星データ利活用ビジネス、及び衛星製造・打上関連ビジネスの創出・活性化を図るため、支援策の普及や関係機関との連携強化に取り組んでいます。

波多 英寛

九州宇宙ビジネスキャラバン2023福岡実行委員会 委員長

波多 英寛(はた ひでひろ)

九州宇宙ビジネスキャラバン2023福岡実行委員会 委員長

より多くの方々がつながり、色々な問題を共有・克服しすることで、九州地域での航空宇宙ビジネスの活性化につながることを期待しています。

[プロフィール]

熊本大学に勤務し宇宙機器や航空機、地上設備等に関連した衝突、衝撃、爆発に関する研究・開発を実施。 2020年に株式会社空宙技研を創業し、宇宙機器の衝撃試験の受託や宇宙開発の教育・普及活動を実施。経済産業省の衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業における地域コーディネータ(主に熊本県担当)や九州航空宇宙開発推進協議会の幹事として、九州地域における航空宇宙に関連した活動の普及を目指しています。

ナビゲーター・総合司会

榎本 麗美

宇宙キャスター®、一般社団法人そらビ 代表理事、YAC東京日本橋分団 分団長

榎本 麗美(えのもと れみ)

宇宙キャスター®、一般社団法人そらビ 代表理事、YAC東京日本橋分団 分団長

いよいよ、九州が宇宙ビジネス創出に向けて大きく動き出す!これまで、私は、九州の宇宙産業に携わる方々にお話を聞き、感銘を受ける中で「今、九州が熱い!」と強く感じておりました。皆さまにお会いできることが楽しみです。

[プロフィール]

理工学部バイオサイエンス学科卒。宇宙キャスター®として、多くの宇宙番組を企画し放送。2020年、JAXA共創型研究開発プログラム「J-SPARCナビゲーター」就任。宇宙関連の活動が評価され「日テレAWARDS2022」にてバリュアブル・パートナー賞を受賞。また、JAXAや民間企業主催イベント・番組出演のほか、自ら宇宙イベントを企画・主催。現在は、子ども達の宇宙教育の場「YAC東京日本橋分団」を立ち上げ、宇宙時代に活躍できる次世代育成に尽力。テレビ東京「おはスタ」にて「宇宙のおねえさん」として出演中。

EXHIBITION

株式会社アークエッジ・スペース/株式会社QPS研究所/株式会社Fusic
次世代宇宙システム技術研究組合/東京海上日動火災保険株式会社
福岡県宇宙ビジネス研究会/NPO法人円陣スペースエンジニアリングチーム
鹿児島県宇宙ビジネス創出推進研究会/九州航空宇宙開発推進協議会   ※順不同

SPONSORS

Mars Sponsors

※申込順

Moon Sponsors

※申込順

Earth Sponsors

※50音順

Partners

これまでに開催実績もなく、開催まで時間がない中で、多くの組織・関係者の皆様に前向きなご検討をいただきましたことに感謝申し上げます。結果、スターティングスポンサー・パートナーとして、40を超える組織からご協賛、ご協力もいただき、実行委員会として、改めて御礼申し上げます。今回、ご事情により、ご協賛が叶いませんでした組織・関係者の皆様とは、次回キャラバン2024などにて、ご縁を賜れば大変嬉しく存じ上げます。

九州宇宙ビジネスキャラバン2023福岡実行委員会 委員長 波多 英寛

CONTACT

一般的な問い合わせ、ご協賛の相談などについては、下記までお願いいたします。
お問い合わせ内容によっては、回答までお時間をいただく場合もございますので、
予めご了承くださいますようお願いいたします。


九州宇宙ビジネスキャラバン2023福岡実行委員会事務局(株式会社西日本新聞社)
Email: